レンタルサーバーとは?有料と無料の違い

レンタルサーバーの基礎知識
あれべる

インターネットが当たり前になってきた現在、レンタルサーバーのことは聞いたことがあるのが普通になってきました。

でも、レンタルサーバーって実はよくわからないという方もいるはず。

そんな方向けに、この記事では「レンタルサーバーとは?」から有料と無料の違いなどを解説しています。

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レンタルサーバーとは?有料と無料の違い

レンタルサーバーとは、インターネット上にホームページやメール等のデータを置く場所を提供しているサービスです。

また、ホスティングサービスとも言います。

レンタルサーバーは無料のもあれば有料のサービスもあります。更に有料の中にも安いサービスもあれば高いサービスもあります。

ホームページを作りインターネット上で公開するためにはサーバースペース(ホームページスペース)が必要になり、そのスペースを提供しているサービスがレンタルサーバー(ホスティングサービス)になります。

無料のホームページスペース

初めてホームページやブログを持ちたいと思う方は大抵無料のサービスから始めると思いますが、レンタルサーバーとは何が違うのかご説明します。

無料ホームページスペースで有名なところといえば「FC2WEB」「忍者ホームページ」。

無料のブログサービスなら「Ameba (アメーバ)」「ライブドアブログ(livedoor Blog)」「JUGEM(ジュゲム)」「FC2ブログ」「Seesaa ブログ」「はてなダイアリー」「忍者ブログ」など他にもたくさんのサービスがあります。

大まかに有料と無料の違いといえば「広告が入るか入らないか」「自由度の制限」があり、さらに無料の場合サービスが終了してしまうとアカウントも削除され今まで作ったものがいきなりなくなってしまいます。

ホームページやブログといったものは、長く運営すればするほど検索エンジンにも認識されますが、無料の場合ホームページの引っ越しをすると歴史を受け継げなくなり、一からのやり直しとなるのでそういった面でも不利な状況と言えます。

その点有料のレンタルサーバーで独自のドメインを使えば、サイトを引っ越ししてもサイトの歴史が引き継がれ、今までと同じようにサイト運営が出来ます。

また、自由度も高く広告なども挿入されることはありません。

有料のサービスなので、いきなりアカウントが削除される心配もありません。

レンタルサーバーとプロバイダー

インターネットに接続する為にはプロバイダーと契約しサービスを受けますが、プロバイダーにもホームページスペースとメールのサービスがあります。

しかし、プロバイダーはインターネット接続のサービスを行う専門業者ですので、ホームページやメールのサービスに力を入れておらず、サービス内容や容量、自由度といった部分でレンタルサーバーに劣ります。

プロバイダーとは違いレンタルサーバーはホームページスペースやメールのサービスを提供するのが本業ですので、クオリティが高く自由度の高いサービスを受ける事が出来ます。

レンタルサーバーの主な特徴
・ホームページの容量が大きい
・自由度が高い
・メールアカウントが複数持てる
・好きな名前をホームページアドレスやメールで使う事が可能
・CGI(掲示板やメールフォーム等に使うプログラム)等も使える

※レンタルサーバーによっては使用数や使える物に違いがあります。

無料と有料サーバーではどっちが良い?

レンタルサーバーには無料と有料のサービスがあります。無料と有料での違いはサービスの内容です。

無料のレンタルサーバーは無料なので手軽に始められますが、使用制限があり自由度が低めです。またホームページやメールに広告が自動的に表示されます。滅多な事では無いですが、突然サービスが停止する場合もあります。

有料のレンタルサーバーでは利用料金もピンキリですが、使用制限が無料サーバーよりは無く自由度が高い、広告表示ももちろんありません。

無料レンタルサーバー

実際には無料のレンタルサーバーというより、「無料ホームページスペース」の方が言葉としてはしっくりきます。

無料で使えるサーバースペースが無料の訳は、「広告」「被リンク(バックリンク)」という事が考えられます。

その他にも、企業のいろんな戦略があるとは思います。

ただ、ユーザーとして無料で使えるのでありがたい事には変わりません。

ただし、「長期的にサイト運営をする」「本気でホームページを作る」「ホームページで稼ぐ」など何かしらの目的があり、サイトを運営するのであれば無料のスペースよりも、断然有料のレンタルサーバーがおすすめ。

無料レンタルサーバーのメリット

・手軽に直ぐ始められる
・無料で始められる

無料レンタルサーバーのデメリット

・広告が強制的に表示される
・アドレス等が不自由
・商用利用が出来ない所が多い

有料レンタルサーバー

有料の場合、お金を払っているので自由度が高い事がメリットと言えます。

制限が少なく、サイトの引っ越しなども現在のドメインを維持しながら移動できます。

この引越しというのが、サイト運営者なら誰でも考えたり経験したりすることだと思います。

無料では、データは動かせても、ドメイン(URL)を移動することはできません。

このドメイン(URL)のパワーはSEOにとっては大事な要素だという事も多くの人は知っています。

そういう人たちは基本的に有料レンタルサーバーを利用しています。

無料のホームページスペースは補助的な使い方で使っているのもその人たちの特徴といえます。

メインのサイトを運営するならやはり多少は投資して「本気度」を形にするという事ではないでしょうか?

本気でホームページを運営する場合には迷わず有料のレンタルサーバーにするべきだと言えるのです。

有料レンタルサーバーのメリット

・CGI等(プログラム)が使用可能
・ホームページやメールに広告が表示されない
・ホームページの表示速度が速い
・容量が大きい
・独自ドメインを使う事が出来る

有料レンタルサーバーのデメリット

・毎月(毎年)料金が掛かる
・登録の時に少し手間がかかる
・サービスの良くないレンタルサーバー業者も存在する

無料スペース向けの人

無料のサービスはとりあえずホームページを作ってみようと思う人に向いています。

いつでも辞められるので、長く続けるつもりがないのであれば無料で十分でしょう。

アカウントが突然削除されても問題ないという事であれば、無料のサービスでいろいろ試してみるという使い方がおすすめです。

有料サーバー向けの人

有料サーバーは毎月利用料が発生する代わりに、安定したサイト運営が出来ます。

削除されることもないので、長期的に運営したい人、自由にサイトを作りたい人に向いています。

法人はもちろん、個人事業主等の仕事に関連したサイトであれば有料がもちろん向いています。

個人でもこれからいろいろ活かして行きたい想いや長く使いたいのであれば有料サーバーはおすすめです。

無料レンタルサーバーの上手な使い方

初めてホームページを作る方に向いているのが、無料のレンタルサーバーです。

無料なので料金の心配も無く使用する事ができます。また失敗してもリスクはあまりありません。

その他に家族だけが見るサイトや一部の人しか利用しないようなサイト(グループ・クラブ・サークル等)も無料のレンタルサーバーで十分足りるでしょう。

ただし長期的にホームページを運営する場合には向いていません。

サービスが突然中止になったり場合もあるためです。

その際にはホームページの引越しをする事になり手間が掛かります。

同じようにプロバイダーが提供しているホームページスペースも無料レンタルサーバーと似ています。

広告表示が無い分プロバイダーの方がホームページを作りやすいかもしれません。

ただ、どちらも掲示板やメールフォーム等のCGIやPHP(プログラム)を使う事が出来ない場合が多いので、掲示板やメールフォームなどは無料でレンタルする事になります。その場合にはそれぞれ広告が入ります。

ホームページを商用利用や多くの人に見てもらう場合には、この広告がレイアウトの邪魔になる場合があります。

そのような目的のホームページを運営する人は有料レンタルサーバーを選ぶ方が得策です。

その他にもウェブとしての信用度・信頼性が出てきます。

無料の場合はビジネス向きではなく、個人で使う場合が多いのであまり信頼性がなく質の低いウェブサイトだと判断される事がほとんどです。

もし、会社やお店のホームページが無料のサーバーだったり、プロバイダーのサーバーですと、やはり信用度・信頼性が低くなる事でしょう。

しかし無料のレンタルサーバーの強みは何と言っても無料なので、いろいろ勉強を兼ねてサイトを作ってみたり、多くのテーマのサイトを作ってみたりする事が出来るのが最大の利点だといえます。

そして本気でホームページ(ウェブサイト)を運営するならやはり有料レンタルサーバーの方が何かと有利になるのは忘れてはなりません。

レンタルサーバーの料金がバラバラな理由

レンタルサーバーを利用する上で一番気になるのが料金だとは思いますが、安いサーバーと高いサーバーにはそれなりの理由があります。

企業や会社のホームページ、お店やネットショップなどの大規模サイトならやはり専用サーバー等の安定したサーバーを選ぶべきでしょう。

しかし個人の趣味やコミュニティグループのホームページでしたら共用サーバーで十分です。

そして初めてレンタルサーバーを利用するなら共用サーバーから始めるのが良いでしょう。

料金に関して共用サーバーなら月数百円~3000円位のがあります。

近年の携帯やスマホの通信料と比べれば断然安い価格です。

月額が高いレンタルサーバーは何が違うのか?

共用サーバーの中には、月100円台のサーバーもあれば数千円かかるサーバーもあります。

これらの違いは、容量やスピードなどの物理的な関係から、サポートや信頼性などの違いにより数百円から数千円の差が生まれます。

例えるなら賃貸物件。

部屋の広さ、間取り、立地、方角、利便性、築年数など様々な要因で家賃も変わってきます。

レンタルサーバーも同じように様々な要素で価格の差が出てくるのです。

ただし、高ければ安心という訳でもないのである程度信頼性のあるサーバー会社を選ぶのがベストです。

レンタルサーバーの料金が違う理由

レンタルサーバーを利用しようと思っていろいろ調べてみると、かなり多くのレンタルサーバーサービスを目にすると思います。

これだけあると「何が良いのか?」「どこが良いのか?」「料金の違いがあるが何が違うのか?」などと様々な疑問が出てくることでしょう。

賃貸住宅や店舗に例えると分かりやすい!?

あなたはお部屋や貸事務所などの不動産を借りたことはありますでしょうか?

基本的にはそれと似ていると思います。

部屋が広い、日当たり良好、駅近、セキュリティー、耐震免震、立地、環境、設備などにより、部屋の値段も変わってきます。

部屋の場合この条件が良ければ良いほど基本的には家賃が高くなってきます。

レンタルサーバーの料金も条件が良ければ良いほど高く設定されています。

レンタルサーバーの良い条件とは、容量、転送量、使えるプログラムが多い、サポート、メンテナンス、落ちない、管理しやすさなどが考えられます。

また、一棟のビルに多くの部屋が仕切られているのであれば、一人あたりの家賃が安くなりますが、ビルの一階部分に一世帯分の部屋しかなければ、それだけ家賃が高くなります。もちろん部屋の大きさも変わって来ます。

レンタルサーバーも同じで、一つのサーバーに多数のユーザーが使うような共用サーバーは低価格のサーバーとなり、一つのサーバーでユーザー数が制限されているサーバーは少々割高となります。

自分に合ったサーバーを選ぶ

お部屋を選ぶときには、自分の生活に合った部屋を選ぶことでしょう。

通勤のしやすさ、給料の額、家の周りの便利さ、住む人数などいろいろな条件で自分に合った部屋を選びます。

レンタルサーバーも同じことが言えます。

高ければそれだけサービスも良くなりますが、普通の人がいきなり大豪邸に住むのは経済的にも厳しい、広すぎて使い道がないなどと同じで、自分に合ったレンタルサーバーを使うのが理想的です。

初心者で、知識もあまりなく、練習用であれば格安サーバーのロリポップが向いています。

商業用で今後いろいろと展開していく予定があり、安定しているサーバーであればヘテムルサーバーが向いています。

サーバーの容量はどのくらいあれば良いの?

サーバーの容量は基本的に料金と比例していますが、最近のサーバーはかなりの容量があります。

普通の会社のホームページ位のレベルなら100MB(メガ・バイト)もあれば十分に足ります。

また個人のホームページでは普通のサイトでしたら10MB(メガ・バイト)もあれば1サイトが出来ます。

動画や写真がメインのサイトなら1GB(ギガ・バイト)は欲しいところです、それでも容量いっぱいになる事もほとんどありません。

※1024MB(メガ・バイト)=1GB(ギガ・バイト)
※近年のデジタルカメラで撮った写真一枚はおよそ4MB(メガ・バイト)程度

最近のサーバーでは10GB(ギガ・バイト)も普通になってきましたので、写真や動画も十分な容量になります。

サーバーの容量に関していえば、最近のサーバーなら容量に困ることはほとんどありません。

大規模なサイトや複数のサイトを運営するのであれば容量は大きいに越したことはありませんが、初心者が最初に作るサイトであればそれほど気にする必要もありません。

知識と経験が積み重なり次へのステップの際には自身にどの程度のサーバー容量が必要かわかるようになるので、最初のうちはあまり重要ではないことは認識しておきましょう。

最低限サーバーで使いたい機能はコレ!

ホームページに掲示板やメールフォームなど設置し使いたいのあれば、CGIやPHP等のプログラムが使えるサーバーを選ばなくてはいけません。

また、ブログを設置したいのであればブログツールが使えるデータベースが必要になります。

最近の有料レンタルサーバーでしたら大抵使えるようになっていますが、サーバーを選ぶ時には確認しておきましょう。

この機能があれば普通のサイトは大丈夫

・独自ドメイン
・サブドメイン機能
・データベース
・PHP
上記の機能が備わっていれば通常のサイトを作るには困りません。

もちろん特殊なサイトを作る場合にはもっといろいろな機能が必要になります。

また、サーバーによっては「データベース」一つしか使えない、「PHP」のバージョンが最新ではないこともあります。

複数のサイトでデータベースを使いたいのであれば、複数使えるサーバーを選ぶ必要がありますし、「PHP」のバージョンが古いと使えないツールもあったりします。

まずは、あなたが使いたい機能と個数を把握することでサーバー選びが始まるのです。

転送量と転送速度

転送量はデータの量

転送量とは、ホームページデータをアップロードする時に転送するデータ量と、ホームページに訪れた人が見る転送データ量の事です。

アクセス数が多いホームページは、自然と転送量も多くなります。

しかし、普通にサイトを運営してるだけでは殆ど転送量の限界を超える事は滅多にありません。

初心者であればそれほど気にするものでもありませんが、将来的に大規模なサイトになるのであれば多いに越したことはありません。

転送速度はスピード

転送速度は、サイトにアクセスしてからホームページが表示される速度などの通信速度の事をいいます。

レンタルサーバー会社によってはバックボーン(回線の容量)を表示してありますが、使うサーバー環境や共有している他のサイトの影響などがあるので、実際には体感してみないと分らない部分があります。

これも最初のうちはそれほど気にしなくても大丈夫です。

使っているうちに「サイト表示が遅いなぁ」や「ストレスなく表示できる」という事が感覚的にもわかってきます。

そうなったときに、サイトの移転を考えれば良いともいえます。

もしくは最初から、ある程度転送速度が保障されているワンランク上のサーバーを利用するのが後々面倒ではありません。

レンタルサーバーのサポート体制は様々

サーバーを選ぶ際に重要視されることが多いものとして、サポートがあります。

特に初めてレンタルサーバーを利用した場合、分らない事が沢山出てくると思います。

お問い合わせで疑問や使い方を丁寧に教えてくれるサーバー会社もあればそうでも無い会社もあります。

また対応の早さも重要です。

トラブルが起きた時すぐに答えが欲しい場合も、丁寧な早い回答があると安心につながります。

反対に問い合わせてから1週間以上かかる場合はちょっと疑問に思ってしまいます。

もちろんレンタルサーバーの会社のホームページにマニュアルやQ&A等の項目がありユーザーに優しい会社がおすすめです。

サーバー会社によっては電話でのサポートをしている場合もあるので、トラブルがあった時に心配だという場合には考慮に入れても良いでしょう。

「自分は多少知識あるし、解らないことはネットで調べれば良い」という方は電話サポートが無くても解決できるので、マニュアルやQ&Aがしっかりとあるレンタルサーバーの方が解決が早いかもしれません。

それぞれ自身にあったものを選ぶのが一番ですので、電話サービスがある方が絶対良いという事でもないのはご理解いただけるでしょう。

有料レンタルサーバーは安定した資産になる

無料レンタルサーバーとは違い、有料レンタルサーバーは毎月定額の利用料を支払います。

その負担がある分、無料レンタルサーバーよりも安定したウェブサイト(ホームページ)の運営が出来ます。

特に商用目的のウェブサイト(ホームページ)はサーバーが安定しているレンタルサーバーにすべきです。

サイトが止まったり、動かなかったりしたら、その間のサイトの利益が無くなりますし、商用サイトの死活問題にも関わってきます。

他には、ウェブサイト(ホームページ)を長期的に運営する場合も有料レンタルサーバーが良いでしょう。

無料レンタルサーバーはいつサービスが無くなるかも分らない不安がありますし、サポートもほとんど無いので、そういった面で不安が残ります。

独自ドメインを利用しよう!

有料レンタルサーバーを利用するにあたり、独自ドメインも一緒に利用した方が良いでしょう。

独自ドメインがあれば、仮に利用していたレンタルサーバーのサービスが終了しても、同じアドレスで他のレンタルサーバーに移る事が出来ます。

これは、今までのサイトの顧客やリピーターを逃さないためでもあります。

お気に入りに登録してもらっている場合、サイトアドレスが変わってしまうと分らなくなるからです。

またサイトにリンクしてもらっている場合、全員にお知らせするのが大変だという事もあります。

URLが変わったとお知らせしても、変更してくれるとは限りません。

変更してもらえても、検索サイトなど前と同じ状態に戻るには手間と時間がかかります。

そのような事からも独自ドメインは取得するべきなのです。

有料レンタルサーバーに向いているのは、法人、企業、会社、ネットショップ、ビジネス用サイト、お店のウェブサイト(ホームページ)です。

もちろん個人の場合でも、長期的に運営するなら有料レンタルサーバーの方が何かと安心できるのは間違いありません。

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